一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2019-03-10
ふくとくさん家 「乾燥肌」

 乾燥肌(ドライスキン)は、皮脂分泌量や角質の水分含有量が低下して、皮膚表面の潤いや柔軟性がなくなり、もろくなっている状態です。角質の水分量は年齢、性別、体質、気候、環境、ライフスタイルなどの要因が関与しています。日常生活の中で、皮膚を必要以上に刺激して乾燥させない工夫が大切です。保湿クリームなどの保湿剤は、テルミーのあとで用い、皮膚の乾燥を防いでください。
【全身テルミー】  
 1日1 ~ 2回、所要時間は10 ~ 20分、テルミー線は2~ 4本を目安に増減します。皮膚が乾燥してかゆい場合には、 5指2本把握法を用い、大きな柱火で、中~やや強めの力加減で摩擦法を行います。テルミーの温熱刺激作用によって皮膚の血行を良好に導くことで、新陳代謝機能は高められ、皮脂分泌量が低下するのを予防します。睡眠不足やストレスなどが要因の場合には、柱火は中~大、力加減は中くらいを中心に、軽快で気持ちのよい摩擦法で、熟睡へと導いて心身を癒やしましょう。
【局所テルミー】
 1日1 ~ 2回、所要時間は約3分を目安に増減します。皮膚が乾燥してかゆみを伴う場合には、かゆみの部位に、大きな柱火で「熱い」と感じるくらいの熱痛刺激(摩擦法[図]、テルミースコープ)を2 ~ 3回与えると、かゆみが治まります。摩擦法では皮膚を過剰にゴシゴシこすって火傷を起こさないようにしましょう。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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