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2024-02-10
きょうも元気にてるみちゃん 「二日酔い」の巻

 二日酔いは、過度なアルコールの摂取、お酒を飲みすぎた結果として生じる一連の症状を指します。典型的な症状として「脱力・頭痛・吐き気・胸やけ・胃痛・全身のだるさ・口渇・発汗・睡眠不足・めまい・不安・血圧上昇・低血糖」などがあります。しかし、時間が経過すると自然に改善し
ていくのが特徴です。
 発症メカニズムは、いまだ解明されていないのが現状です。体質やその日の体調などに左右されやすいため、飲み会の前には体調を整えておきましょう。

  全身テルミー
 お酒を飲みすぎた翌朝は、出勤前であれば所要時間10~25分、テルミー線2~4本を使用。大きな柱火を用い、5指2本把握法で摩擦の力加減には強弱の変化をつけて爽快感を与えてください。血液やリンパ液の流れをよくすることで新陳代謝を促し、自然治癒力を高めます。不快な症状は軽減して、その日の業務に支障をきたすことを防いでくれるでしょう。
 その夜には、朝の時より長めの時間をかけ(15~30分)、ゆったりと温和な摩擦法を用い、熟睡へと誘いましょう。
 いずれの場合もテルミーの前後には約100~200m の水分(水、スポーツドリンク、経口補水液)を必ず飲用して、血流を促し、脱水や低血糖を予防するようにしましょう。

  局所テルミー
 腹部と背部には丁寧に大きな柱火で摩擦して温めます。触れてみて皮膚表面が冷たい部位は、温もりが残るまで優しく撫でましょう。お腹全体は円を描くように(図1)、また左右の脇腹(図2)や左右の肩甲骨の下から腰までの脇にも十分摩擦します。摩擦で十分温め、筋肉の緊張を和らげてから、脊柱(背骨)の両側(図3)、腹部の心しん窩か部ぶ(みぞおちあたり)や右側の下肋部の筋肉に凝りがあれば、小さな柱火でゆっくり点擦をして温もりを残しましょう。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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