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2021-05-10
ふくとくさん家 「貧血」

 貧血(赤血球数の減少や血中ヘモグロビン濃度の低下)は状態をあらわすものです。原因となる疾患が隠れていますので、貧血を放置することなく、医師の的確な診断や治療を優先して、テルミーを併用しましょう。大多数は女性に多くみられる鉄欠乏性貧血ですが、子宮筋腫、胃潰瘍やがん、腎臓病などにより発現します。顔色や眼瞼結膜の色が蒼白、疲れやすい、食欲不振、進行すると動悸・息切れなどの症状が現れます。  
 貧血予防の第一歩は、バランスのとれた食生活が基本です。ここでは鉄欠乏性貧血について記述します。

 【全身テルミー】
 1日1回。所要時間は10~20分、テルミー線2~4本を目安に増減します。柱火は中~大、5指2本把握法を用い、弱~中等度の力加減で温和な摩擦を行い、爽快感を与えます。血液やリンパ液の流れを良好にして自律神経の機能を調整することが、疲労感や食欲不振などの自覚症状の軽減につながります。

 【局所テルミー】
 1日1~2回。腹部は、臍を中心に渦巻き状の温和な摩擦法で、小腸の粘膜の吸収機能を高めましょう(図1)。仙骨部も同様に用いるのも有効です(図2)。月経過多や不正出血のときには、腹部や仙骨部の摩擦は特に注意して、短時間で軽く静かな手技を用いることが大事です。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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