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2023-02-10
きょうも元気にてるみちゃん 「胃が重い」の巻

 加齢やストレス、暴飲暴食など、胃や自律神経の働きを妨げる要因があると、消化管(胃、腸など)の蠕動運動(ぜんどううんどう)が弱くなったり、胃の粘膜が荒れたりして、胃もたれが起こり易くなります。胃が重い状態が続く場合には、治療の必要な病気が隠れている場合がありますので、医師の診察を受けましょう。

  全身テルミー
 1日1回。所要時間は20~30分、テルミー線2~4本を目安に増減します。柱火は大きく、5指2本把握法で強弱の変化をつけた力加減(中等度を上限)で爽快感を与えます。温和な摩擦による快適な刺激と温もりは自律神経系の働きを整え、消化管の蠕動運動を高めます。また心身を癒します。

  局所テルミー
 1日1~2回。みぞおちの部位に手を当てて、張った感じや冷えている場合にはテルミースコープで温めます(図1)。そのあとで腹部全体を大きな柱火で摩擦します(図2)。火が小さくなれば冷温器を立てて、みぞおちには3指2本把持法で軽く摩擦、点擦を用い、温感が残れば一度中止します。背中の腰骨から少し上方の脊柱両側でも同じように温め、圧痛の部位には軽く点擦する(図3)と症状は緩和します。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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