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2016-03-01
ふくとくさん家 「乗り物酔い」

自動車、船、電車、飛行機などに乗っていると、連続的な揺れ(加速度刺激)が内耳に加わり、この刺激と他の刺激(目に映る視覚刺激や身体で感じる知覚刺激など)の調和がとれなくなって気持ちが悪くなることがあります。これを乗り物酔いといいます。主な症状は吐き気や嘔吐、冷や汗、顔面蒼白、動悸などです。小児は平衡感覚が未発達のために乗り物酔いを起こしやすいといわれています。

車に酔ってしまった場合には、停車して楽な姿勢をとり、衣服をゆるめ安静にさせます。そんなに苦しい状態でなければ、手足(手から肘、足から膝まで)に温和な摩擦でテルミーをかけます(図1)。吐きそうなときには前かがみの状態で背中全体を擦るように気持ちのよいテルミーを繰り返しします(図2)。お腹や頭にも気持ちよくかけると気分もよくなります。テルミーでお子さんがウトウトするようになれば、帰りのドライブ中の乗り物酔いの予防にもつながります。催眠感を与え、リラックスさせるとよいですね。帰宅後は5~10分、気持ちのよい全身テルミーで疲労をとり睡眠へ誘いましょう。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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