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2018-11-10
ふくとくさん家 「骨折後のケア」

 全ての骨折は、必ず専門医の的確な診断と治療を優先することが重要です。理由は、骨折では、神経や筋肉、血管の損傷を伴っていることが多いからです。従って、テルミーは骨折の治療を受けた後に用いてください。
 骨が壊れる、骨にヒビが入る、骨の一部が欠けるなども骨折といいます。骨折の部位や程度、また、年齢、併存疾患、体力によって骨癒合の速度には違いがあります。

【全身テルミー】
 1日1回。所要時間10~ 20分、テルミー線2~4本を目安に増減します。骨折部が痛み、腫れや動きが悪いと全身の血液の流れが悪くなり、治癒を遅らせるとともに日常生活に支障をきたします。中くらいの力加減による温和な気持ちの良いテルミーは、心身を癒やし、自然治癒力に働きかけます。状態が落ち着いてきたら、大きな柱火で強弱の変化をつけた摩擦により壮快な気分を与えます。
【局所テルミー】
 1日1~ 3回。所要時間は約1~ 3分。骨折部が腫れて痛いときには、手で触れて熱をもっているかいないかを確認します。熱をもっている場合には、まず骨折部周囲を温めてから、骨折部の皮膚表面をテルミースコープ(図参照)か摩擦法で軽く温めます。反対に冷えて痛い場合には、前記と同じ方法で温もりが残るまで温めます。痛みや腫れが軽減しても、骨折部の無理な使い過ぎには注意が必要です。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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