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2022-05-10
きょうも元気にてるみちゃん 「パパの腰痛」の巻

 今回はテレワークによる腰痛ですが、腰痛にはさまざまな種類があり、その原因も人それぞれです。座りっぱなしのテレワークでは、長時間同じ姿勢をとることで、腰や骨盤周囲の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。また、運動不足で筋力が低下することも血流悪化につながります。  座る姿勢に気を配り、30分~1時間に一度は立ち上がり、室内を歩くなど体を動かすように心がけましょう。

  全身テルミー
 1日1回。所要時間は10~20分。テルミー線は2~4本を目安に随時増減します。柱火は大きく、5指2本把握法で力加減は弱~中の温和な摩擦法を用います。安楽な姿勢で行い、コロナ禍による心身の疲れを解消していきましょう。

  局所テルミー
 1日1回~随時。1回約3~5分。痛みの強いところへの強い摩擦や点擦は避けましょう。安楽な姿勢で痛みの強いところの周囲からテルミースコープによる空間法(図1)や摩擦で温めます。筋肉のこわばり(図2)や圧痛のあるところ、腰椎の両側は、よく温めてから小さな火で点擦をしていきましょう。  
 腰と臀部(図3)はつながっていて筋肉は互いに協調しあっていますので、腰だけでなく臀部や腹部、鼠径部(図4)にも摩擦をして温めることで血行が改善し、痛みの緩和につながります。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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