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2022-08-10
きょうも元気にてるみちゃん 「ママのあせも」の巻

 あせものことは専門用語で「汗疹(かんしん)」とよび汗管が一時 的につまることにより起こる皮膚のトラブル(発疹、かゆみ、ヒリヒリの症状)です。赤ちゃんだけでなく、近年は猛暑により大人や高齢者、寝たきり状態の人にも起こります。予防には「汗をかいた時に放置しないこと」が重要です。入浴やシャワーで肌を清潔に保ちましょう。  かゆみや痛みなどの強い症状が長く続く場合には、皮膚科を受診してください。

  全身テルミー
 1日1回。所要時間は10~20分。テルミー線は2~4本を目安に随時増減します。柱火は大きく、5指2本把握法で、力加減は中程度を中心に強弱の変化をつけた摩擦法を用います。
 テルミーの温熱刺激作用によって、皮下の血行が良くなり新陳代謝の促進とともに自然治癒力の働きが高まります。身体を清潔にしてから、室内の空調を上手に使って、発汗を抑え、心身を爽快にしていきましょう。

  局所テルミー
 1日数回、時には、かゆみが再発するたびに約30分~2時間ほど時間をあけておこなうこともできますが、火傷に十分、気を付けてください。発疹部の広い範囲にはテルミースコープ(図1・テルミー線は3~5本の装着)、狭い範囲には冷温器を用いた空間法(図2・吹付け法を含む)で、かゆみや掻き壊しによる痛みに対応します。発疹部が熱を持っている場合には、一度、濡れタオルなどで冷やし、炎症を鎮めてからおこなうと気持ちがいいかもしれません。テルミーの熱(赤外線)とテルミー柱火より発する煙など、光学的・化学的刺激効果により皮膚症状(発疹、かゆみや痛み、掻き壊して荒れた皮膚)は改善します。また、煙には細菌阻止作用があり、二次感染を防ぎます。
 かゆみの部位は、熱いと感じるくらいの熱痛刺激を2~3回繰り返すとよいでしょう。病変部を手で触れて熱くなれば、一度中止します。医師の処方薬(保湿クリームや軟膏)はテルミーをかけた後に使用するようにしてください。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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