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2022-11-10
きょうも元気にてるみちゃん 「ケイの擦り傷」の巻

 擦り傷は、転んだ時などに皮膚表面の一部がはがれ たような状態になることで、ヒリヒリとした痛みが生 じます。医学的には擦過傷といって外傷になります。 従って受傷直後は応急処置として傷口の砂や泥を水道 水で洗い流してきれいにすることが重要です。  
 傷口が大きく、深い時には医師の診察を受けましょう。

  局所テルミー
 必ず、外傷の応急処置をした後に、局所テルミーを 先行します。  
 傷口には、冷温器で直接触れることができないため、 空間法(テルミースコープ)を主に用います。テルミー スコープでは傷口の大きさによりテルミー線を3本~ 5本装着して、柱火は中~大を用い、傷口から数セン チ離した位置から熱を入れていきます。ヒリヒリした 痛みが強ければ傷の上に清潔なガーゼを当てておこな うとよいでしょう。  
 受傷当日は、約2~3時間の間隔をあけて2~3回用 いてもよいでしょう。翌日からは傷の状態によって1 日、1~2回を目安に用います。皮膚表面に温感が残 れば、必ず一度中止します。熱と煙の効果により、痛 みが和らぎ、感染を予防し、傷ついた組織の修復を早 めます。  
 テルミースコープ後の傷口には、湿潤療法タイプの 絆創膏などを用いて保護します。

  全身テルミー
 1~2日に1回。小児の場合には、所要時間は約5~ 10分、テルミー線は約1~2本を目安に増減します。 5指2本把握法または3指2本把持法で、柱火は中~大、 中等度の力加減で温和な摩擦を用いることで自然治癒 力が高まります。
*傷口の状態を観察して、化膿などの徴候があるときには、医師の診察をうけてください。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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