一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2015-11-01
ふくとくさん家 「擦り傷」

擦り傷の手当ての基本は「まず、きれいな水で傷を洗うこと」です。血液や泥などをきれいに洗い流し、きれいなハンカチまたはガーゼで傷口を押さえるように拭きます。それからテルミーをかけますと痛みや腫れなどは軽減し、傷あとはきれいな皮膚に戻ります。ティッシュペーパーは繊維が傷口にくっつきやすく、化膿の原因になったりしますので使用は避けてください。傷が深い場合は医師の診察を受けましょう。たかが擦り傷と侮り手当てを誤ると、化膿して治りが悪くなります。

【全身テルミー】

自然治癒力を高めるために1日1~2回行います。気持ちのよい全身テルミーは心身を癒してくれることでしょう。

【局所テルミー】

傷が浅い場合は、傷の部分に局所テルミーとして空間法(テルミースコープ)を行います(図1)。膝は少し曲げて行 ってもかまいませんが、やけどに気をつけましょう。傷の周りには冷温器で軽く摩擦して(図2)、受傷後1~2日目までは、状態をみながら1日に3回~数回(目安)、空間法を併用して行うとよいでしょう。その後は適宜とします。スコープに装着するテルミー線の本数は傷の程度によって加減してください。1回のテルミーの適量は、傷やその周りが手で触れて温かくなることをひとつの目安にしてください。就寝前に30分~40分間、ゆったりとテルミーをかけると効果的です。火加減や力加減は相手の好みに合わせます。たいていは弱~中等度の単調でゆっくりした気持ちのよい摩擦を繰り返し、催眠感を起こさせます。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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