一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2016-02-01
ふくとくさん家 「あせも」

あせもは、汗をかいたときに汗腺がつまって出現します。頭、おでこ、首、脇の下、肘の内側や膝の裏、胸や背中など汗の出やすいところや汗が溜まりやすいところにみられ、汗疹ともいいます。はじめは白いブツブツが現れますが、かゆみはありません。しかし、やがて炎症を起こして赤くなり、ちくちくしたかゆみを伴うようになります。掻きこわして細菌感染を起こさないうちに早めにテルミーを活用してください。

基本的には皮膚を清潔にすること(シャワー浴や入浴で汗を流す程度。1日2~3回)、肌着はガーゼか木綿のものを着用し、汗をかいたら着替えさせる、室内を涼しくするなどの予防が大切です。あせもの程度によっては治療(薬剤)が必要になる場合もあります。

かゆみに対するテルミーは、「熱い」と感じるほどの高温の刺激を短時間与え、皮膚の痛み神経にアプローチすることがコツです。また、愛情のこもったテルミーで安らぎを与えてください。継続は力。

【全身テルミー】

5~10分。1日1~2回。かゆみの強いときや寝る前など。 テルミースコープ(テルミー線3~5本装着)の使用や3指2本(または1本)把持法でのやや大きい柱火の摩擦をします。力加減は弱くし怖がらせないように。

【局所テルミー<】

3~5分。あせもの部分や掻きこわした皮膚には空間法を行います。範囲が広いときはスコープを用い、狭いときは冷温器で吹きつけを行います。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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