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2016-04-01
ふくとくさん家 「しもやけ」

手足や耳などの皮膚が赤くなったり腫れたりする「しもやけ(凍瘡とうそう)」は、外気温が低下し皮膚温が低くなると起こる局所の循環障害です。皮膚が冷え血管が収縮してから反射的に血管が拡張するとき、ムズムズ・ジンジンとかゆみを感じます。靴が窮屈だったり濡れたりすると、しもやけになりやすくなります。しもやけの予防は、寒冷刺激を避け保温に気をつけることにつきます。濡れた手袋や靴下は乾いたものに替えます。手足のしもやけに似た症状から始まる自律神経の病気や膠原病がありますので、長引く場合は医師の診察を受けましょう。

【全身テルミー】

夢中で遊んだ子どもたちは疲れています。ぜひ寝る少し前に10~20分の気持ちよい全身テルミーをしてください。

【局所テルミー<】

しもやけに気づいたら、すぐに2~3分の短時間のテルミーを、10~20分おきに繰り返します。空間法から始め(図1)、次に軽い摩擦法を行います(図2)。赤く腫れあがったしもやけは、直接強く摩擦することは避けます。かゆみに対して、瞬間的に「熱い」と感じるほど痛み神経にアプローチすることが有効です。言葉をかけ安心させながら、大きい柱火を有効に活用します。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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