一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2018-01-19
ふくとくさん家 「血豆」

血豆とは、手、足、爪などが強い衝撃(圧迫、器械的刺激など)を受けて、皮膚の組織内に紫紅色の小さい出血(内出血)を起こした状態のことをいいます。軽い場合には、自然に吸収されますので潰さないよう(針を刺す、指で絞り出すなど)にして様子をみましょう。

患部を冷やしてから温める方法が、苦痛が少なくてよいと思います。血豆が大きく、皮膚が潰れた場合には、医師の診察を受けましょう。

【全身テルミー】

1日1回、10 ~ 20分、テルミー線は2 ~ 4本を目安に年齢、体質などを考慮して増減します。力加減は、中程度の摩擦を中心に温和で気持ちのよいテルミーをこころがけて、心身を癒しましょう。血液やリンパ液の流れがよくなり自然治癒力を高めます。

【局所テルミー】

1日複数回、1回3分以内を目安に患部の状態をみながら増減します。痛みが激しいときには、一度、患部をよく冷やしてから2時間おきに数回、血豆の周囲を摩擦または、テルミースコープ(テルミー線3 ~5本装着)や吹き付けによる空間法で温めて循環をよくします(図1、2)。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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