一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2016-10-01
ふくとくさん家 「ねんざ」

ねんざは関節に大きな力がかかって、強くひねった状態をいいます。関節周囲の靭帯や組織が損傷するため、腫れや痛み、皮下出血などの症状が現れます。

ねんざの直後は、①患部を安静にし、②患部をよく冷やし(皮膚の感覚がなくなるくらいまで)、③患側の足を心臓より少し高くしてテルミーをかけると、苦痛を少なくし効果的です。痛みが強い場合には専門医を受診しましょう。

【全身テルミー】

1日1~2回、10~20分。テルミー線は4本を目安に増減 してください。気持ちのよい全身テルミーで筋肉の緊張を解き、心身をリラックスさせて痛みの軽減をはかります。また、自然治癒力を高めて早期治癒へと導きます。

【局所テルミー】

3~5分を目安にします。ねんざして1~2日は、ねんざの周囲を広範囲に輸熱してから患部にかけてください(図1)。痛みのある患部は、テルミースコープ(テルミー線3~5本装着)で軽く空間法(秒単位の短時間)を用います(図2)。数時間おいて再び行い、2~3回くり返します。  2~3日後、腫れや痛みが軽減したら、積極的に患部や周囲にも行います。空間法や摩擦法で十分に輸熱して血行をよくしましょう。冷温器で触れて痛みがある場合には、空間法で温めます。患部を手で触れて温もった状態になれば一度中止して、また後で行います。

※注意
腫れや痛みがおさまってもテルミー療法は継続しましょう。状態が改善しない場合には、必ず医師の診察を受けてください。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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