一般財団法人 イトオテルミー親友会のホームページ
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2017-08-02
ふくとくさん家 「突き指」

突き指は、手や足の指先に強く物が当たるなどして、腱や関節、骨などを痛める怪我の総称です。特徴的な症状は、突いた指の痛み(ズキズキした)、腫れ、変形です。応急処置としては、局所の安静を保ち、突いた指の部分を一時的に冷やす(アイシング)と関節内の内出血を抑制して腫れや痛みを緩和します。指が変形しているような場合には、必ず医師の診察を受けてください。

【全身テルミー】(幼小児の場合)

1日1回。約5~10分、テルミー線は1~2本を目安に用います。中程度の柱火と力加減で気持ちのよい摩擦法を中心にかけてください。温熱刺激によって全身の血流は改善され、筋肉の緊張をやわらげて自然治癒力を高めます。

【局所テルミー】(幼小児の場合)

受傷直後から2日間は、回数は状態を観察しながら適宜とします。指の変形はなく、痛みと腫れがある場合には、患部には空間法(テルミースコープにテルミー線2~3本装着、または内管2本に装着)で軽く、熱と煙をあてますと症状は緩和します。手の指の場合は、腕から手首、手の平や甲を十分に温めてから患部に移るようにしてください(図1、2)。患部を温め過ぎるとズキズキした痛みを感じますので過剰刺激にならないように注意してください。

痛みや腫れが治まれば、小さな柱火で指を3指2本(または1本)把持法で軽く摩擦してもかまいません。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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