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2019-09-10
ふくとくさん家 「腱鞘炎」

 腱鞘炎になる原因は、手指の使いすぎによる外因性のものと、女性ホルモンの変化、加齢、病気(関節リウマチ、糖尿病など)による内因性のものがあります。手指を使いすぎて腱を包む腱鞘という鞘に炎症が起きますので、重症化させないよう、痛いときにはまず、手を休めることが大切です。
 【全身テルミー】  
 1日1~2回。所要時間10~20分、テルミー線2~4本を目安に増減します。炎症部位に腫れや痛みが生じると、それがストレスとなり、交感神経が緊張(筋肉が緊張、血行が悪くなるなど)します。柱火は中~大、力加減は弱~中程度で穏和な摩擦法を用いて心身を癒やします。
 【局所テルミー】  
 1日2~3回。所要時間は約1~3分。炎症部位に腫れ、痛み、熱感が生じているときにはまず、健常部位を摩擦やテルミースコープで温めます(図1)。炎症部位には軽くテルミースコープ(テルミー線3~5本装着)で温めると痛みと腫れは軽減します(図2)。1回に温めすぎないことが大事です。炎症部位は循環障害が起きているため、温めすぎると熱がこもり疼いてきます。


※健康成人への施術例です。症状にあわせて火の大きさや施術の時間を調整しましょう。


※テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です。 症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう。


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